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2011年8月10日 (水)

プレートは、動く、沈む、もぐる、曲がる

プレートには、陸型と海洋型がある。海洋型のほうが重い。従って陸型と海洋型の衝突では、海洋型のプレートが沈み込む。日本付近では海洋型である太平洋プレートやフィリピン海プレートが沈み込んでいる。

インド大陸が中国の下に潜り込んでいる、陸型同士が衝突しているところもある。この場合、インド大陸は沈み込みではなく、潜り込みである。潜り込んだインドプレートは、沈み込まずに浮き上がろうとする。そのためヒマラヤ山脈ができあがった。

東北地方太平洋沖地震の説明として、太平洋プレートが日本列島に、への字のように曲がって沈み込むように説明される。への字は極端だとしても、曲がって沈み込むのである。曲がって膨らんだ部分をアウターライズという。

プレートは固い岩盤といわれる。折れないのだろうか?

実は折れることがある。
曲げの力というより、マントル内に沈み込んだ部分(スラブ)の重みで引っ張られるためにアウターライズ付近で折れることがある。

長々と書いたのは、この折れるとき、引っ張りによる正断層型の地震が起きる。地震動がそれほどでもないのに、巨大津波を伴うことがある。昭和三陸津波である。

昭和三陸津波を起こした地震は、地震動は大きくないにもかかわらず、巨大な津波が発生した。アウターライズで発生した正断層型の地震である。明治三陸津波のあと、数十年でこのタイプの昭和三陸津波地震が起こった。
東北地方太平洋沖地震のあとでも可能性があると、地震学者たちは警戒している。

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